
【ゴール・テンディングとは?】
ゴール・テンディングとは、オフェンスもしくはディフェンスがシュートされたボールの軌道が下降段階にある際にボールに触れる行為をさす。
審判によってディフェンス側のゴール・テンディングが宣告された場合はそのシュートの得点が認められる。
尚、ボールが下降段階に入っている場合でありそのシュートがリング上の軌道にあれば、シュートが入らないであろうと思われるボールであってもゴール・テンディングは適用となる。
ただし、明らかに軌道がずれリングにあたる要素がまるでない場合はゴール・テンディングとならずターンオーバーとして判断される。
尚、ゴール・テンディングはバンクシュートに関しても下降段階であればゴール・テンディングの適用となる。
逆にオフェンス側のプレイヤーが下降段階にあるボールに触れた場合は得点は認められずバイオレーションとなる。
但しショー的な要素を含むアリウープに関しては厳密にはゴールテンディングであったとしても得点を認める。
【バックコート・バイオレーションとは?】
バックコート・バイオレーションとは、旧称バックパスのこと。
バックコート・バイオレーションは、オフェンス側のプレイヤーがフロントコートからバックコートへの
●パス
●ドリブル
などの行為を行った際にバックコート・バイオレーションが宣告される。
尚、ミニバスケットボールではこのルールが適用されない点に注意。
バックコート・バイオレーションルールがあることから、中学校以上のバスケットボールでは、コフィンコーナーやセンターラインを利用するハーフコートディフェンスの戦術が大きく変化する。
【3秒ルール・3秒バイオレーションとは?】
3秒ルール・3秒バイオレーションとは、オフェンス側のプレイヤーが制限区域内に3秒以上連続してとどまる行為に対するバイオレーションのこと。
制限区域に進入後から3秒以上経過した際には、3秒バイオレーションが宣告される。
尚、3秒バイオレーションの成立条件は原則としてボールがフロントコートにあることが条件。
また日本のミニバスケットボールでは、フロントコート内にボールが保持されていてもゲーム戦術、進行などに一切かかわりのない3秒バイオレーションに関しては、3秒バイオレーションは宣告しない。
また以下のケースでは3秒バイオレーションが成立しないので選手及び審判の方は確認が必要。
| 【3秒バイオレーションが成立する3つのケース】 | |
|---|---|
| ① | 制限区域から出ようとしている場合のオーバータイム |
| ② | チームメイトがシュートを打った時 |
| ③ | 転倒などの不可抗力で制限区域から時間内に出られなかったケース |
| ④ | ポストマンがアウトレットパスを出しオフェンスを組み立て直す意思が確認できるケース |
【5秒ルール・5秒バイオレーションとは?】
5秒ルール・5秒バイオレーションには大きく3つのパターンが存在する。
この3つのパターンとは以下の3つのケースである。
| 【5秒バイオレーションが成立する3つのケース】 | |
|---|---|
| ① | ボール保持プレイヤーの5秒バイオレーション |
| ② | フリースローの5秒バイオレーション |
| ③ | コート外からのボールを入れる際の5秒バイオレーション |
以上の3つケースが5秒バイオレーションが成立するケースである。
【30秒ルール・30秒バイオレーションとは?】
30秒ルール・30秒バイオレーションとは、オフェンスチームがシュートを打つ瞬間までの時間制限ルールの事。
現在、日本国内のバスケットボールでは、
●ミニバスケットボール
のみでルールが適用されている。
オフェンス側が30秒以内にシュートを打てなかった場合、もしくは30秒の時点でボールに触れていた場合は30秒バイオレーションが成立する。
尚、中学校以降は、この制限タイムが24秒となり高校、大学、社会人、プロまでルールは変わらない。
【ボードの横に当たったらバイオレーション?】
バスケットボールの試合中によくバスケットボードの横にボールが当たってしまうことがある。
コーナーからのショットの軌道がずれてしまったケースや、ローポストからのオフェンスでエンドに追い込まれた場合のジャンプシュートで角度がない場合によくあるケース。
また、ボードの真下やシュートのボールが大きく跳ねてボードの上にあたってコートにボールが戻ってくるようなケースもある。
試合では、このような場面でバイオレーションの宣告がなされるケースとなされないケースがあるがどうしてだろうか?
これはバスケットボードがルール上どのように定義されているのかを把握しておくことで答えが見えてくる。
まずボードの横に当たったケース。
これはバイオレーションではない。
そしてボードの下に当たったケース。
これもバイオレーションではない。
ではボードの上にあたったケースはどうだろう?
ここで迷う選手も多いかもしれないが、ボードの上もバイオレーションではない。
これは、ルールブックのコートの定義を確認することで見えてくる。
コートの定義はエンドラインの内側まで、及びバスケットボードの裏面以外まで。
と規定されている。