
【女性やシニア世代にも広く普及】
インディアカの特徴はネットやコートが必要ではあるが、体ひとつとボールひとつで競技を始められる点が大きい。
また実際のネットはバドミントンのネットを併用できる他、コートもバドミントンコートが規定となっている。
大きな羽を持つインディアカボールの場合はのんびりラリーを行いながら健康維持や、体力強化を目的として競技に取り組むこともできるため女性やシニア世代にも広く普及しているという特徴もある。
高齢化社会へと突き進む日本にとっては今後更に広く普及する可能性を持っているスポーツ競技として見ることも可能である。
インディアカでは男女混合チームが多くある点も大きな特徴。
集まった地域のメンバーで男女混合チームを作りミニ大会で試合を行うなど男女問わずチームを構成することが可能である。
インディアカで使用される独特の4枚の大きな羽をもつ用具はボールと呼ばれる。
インディアンをイメージさせるような大きな赤い色の羽。
この羽根はバドミントンの羽根同様、羽は打球の速度を緩和させる働きを持っているがバレーボールの羽から比較すると大きさはかなり大きい。
インディアカボールの直径は約25cm程度。30cm定規よりもやや短い大きさとイメージするとわかりやすい。
【日本は競技人口も多い国】
インディアカはバドミントンやテニスなどのようにラケットなどを使用せずにひとつの羽つきボールを使用して返球を繰り返すバレーボールにやや近いスポーツ競技である。
インディアカは世界的にもまだ知名度が低く認知度も低いスポーツ競技である。
その為、日本にいるとわかりづらいが世界的に見ると日本はスポーツ競技としてのインディアカの普及が進んでいる国としてあげられる。
このインディアカの考案者はドイツの体育教師であったカールハンス・クローンと呼ばれる人物。
【サービス・サーブについて】
サーブはエンドライン後方エリアから1回だけ打ち込む。ネットに触れた場合は通常のラリーポイント制であれば相手に得点が入り、レク目的などのハンドアウト形式の場合はサーブ権の移動となる。
【返球までの回数の規定】
原則として3回以内に相手コートに返球することがルールの基本。但し、以下のケースでは4回目のタッチまでが認められる。
①ブロックのワンタッチがあった場合(ワンタッチは回数と数えない)
②アタックがネットに触れた場合(アタックしたボールがネットに引っ掛かり相手コートに返せなかった場合のみ4回目のタッチまで認められる)
【ネットタッチの規定】
コートにインディアカボールが落ちる前にネットに触れた場合は反則となり相手チームの得点となる。
【触れても良い部位の規定】
インディアカボールに触れることができるのは肘から先の片手のみ。但しブロック時のみ例外あり
【ブロックの規定】
前衛選手のみブロックが可能。インディアカボールのルールでは片手のみのコントロールが基本であるがブロックのみ両手で触れても良い。またブロックで触れた回数は制限回数としてカウントしない。よってブロックのワンタッチ後に同一プレイヤーがボールに触れることも問題ない。
【前衛と後衛のルール】
インディアカボールの競技大会では前衛が3名、後衛が1名のポジションでゲームが行われる。
ローテーションはバレーボール同様右回りとなり後衛になるものがサーブをエンドライン後方右側から打つ。
前衛選手はコート上で制限なくアタックが可能であるが、後衛選手はアタックライン後方からのバックアタックのみが認められる。
以前は前衛が2枚。後衛が2枚の配置ポジションでゲームが行われていたが日本インディアカ協会が新しく規定した前衛3名・後衛1名の大会が現在では主流となっている。
前衛2名制から前衛3名制への変化はアタックよりもむしろブロックへの参加人数が3名まで可能となった点が大きな変化の特徴であるといえる。
【インディアカの競技人数】
インディアカボールの競技大会での試合人数は原則として1チームのメンバーが4対4でゲームが行われる。
コート外のベンチメンバーは4名まで参加が可能。(※必ず4名が必要という訳ではない)
尚、2001年から開催されているインディアカ世界選手権や2002年から開催されたインディアカワールドカップでは国際ルールが採用されているため、競技人数は5対5の計10人がコート上に立ってゲームが行われる。
【競技試合の勝敗の決め方と得点について】
インディアカボールの基本的な勝敗の決め方について確認しておこう。
インディアカの競技大会や交流大会で採用される基本的なルールは21得点制の3セットマッチの2セット先取方式でゲームが行われる。
得点およびポイントは現在のバレーボールのルール同様、ラリーポイント制が採用される。
尚、レクリエーション目的の地域大会などでは、独自の得点や時間制によるゲームが行われるケースもあり、1セットのポイントが15点制であるケースや、規定時間内の得点で勝敗を決めることもある。
【インディアカのネットの高さ】
インディアカは男女混合でレクリエーション感覚で楽しめるスポーツ競技でもある。
その為、ネットの高さに関しても男子の場合と男女混合の場合、また高齢者のシニアクラスなどによって別途規定が設けられている点がひとつの特徴。
また小学生など子供レクリエーションでのミニ大会などでは学年を考慮して160cm程度の高さで試合が行われるケースもある。
以前は男子も200cmのネットの高さで競技が行われていた時期があるが新ルールではネットの高さの規定が全クラス少し高くなっている。
また愛知県を中心に行われているインディアカのルールを母体としたレクリーエーション大会で行われる「レクインディアカ」では攻撃的な返球が不可となっており、やわらかくボールを返球する規定から別途ネットの高さ規定が盛り込まれている。
◇男子 ⇒ 200cm
◇男女混合 ⇒ 200cm
◇女子及びシニア ⇒ 185cm
◇男子 ⇒ 215cm
◇シニア男女混合・女子 ⇒ 200cm
◇シニア(女子のみ) ⇒ 185cm
【インディアカのコートサイズとは?】
インディアカのコートの大きさは原則として6.10m×13.40mの長方形のサイズとなっている。
実はこのサイズの規定はバドミントンコートと同じサイズであることが大きな特徴。
世界的にもまだ広く知られていないインディアカスポーツであるが、日本での認知度も実際はまだまだ低い。
しかし徐々に競技人口が増加しているのは、このバドミントンのコート、ライン、そしてネットまでをそのまま利用できる点にある。
※バドミントンのコートとネットを併用するスポーツ競技としてはインディアカの他にセパタクローがある
尚、バドミントンのコートではシングル(内側)とダブルス用(外側)の線が引かれているが、インディアカを行う場合は外側の線を利用する。