インディアカのルール

インディアカとは?運動不足の解消や健康維持などでも人気を集めているインディアカの解説。

◆インディアカのルール

◆コートのサイズはバドミントンと同じ(6.10m×13.40m)長方形コート

【インディアカのコートサイズとは?】

インディアカのコートの大きさは原則として6.10m×13.40mの長方形のサイズとなっている。

実はこのサイズの規定はバドミントンコートと同じサイズであることが大きな特徴。

世界的にもまだ広く知られていないインディアカスポーツであるが、日本での認知度も実際はまだまだ低い。

しかし徐々に競技人口が増加しているのは、このバドミントンのコート、ライン、そしてネットまでをそのまま利用できる点にある。

※バドミントンのコートとネットを併用するスポーツ競技としてはインディアカの他にセパタクローがある

尚、バドミントンのコートではシングル(内側)とダブルス用(外側)の線が引かれているが、インディアカを行う場合は外側の線を利用する。

サーブを打つ場合、サーバーはエンドラインの右側の後方からアンダーハンドでサービスを行う規定となっている。

◆ネットの高さは?クラス別のネット高さ一覧表

【インディアカのネットの高さ】

インディアカは男女混合でレクリエーション感覚で楽しめるスポーツ競技でもある。

その為、ネットの高さに関しても男子の場合と男女混合の場合、また高齢者のシニアクラスなどによって別途規定が設けられている点がひとつの特徴。

また小学生など子供レクリエーションでのミニ大会などでは学年を考慮して160cm程度の高さで試合が行われるケースもある。

以前は男子も200cmのネットの高さで競技が行われていた時期があるが新ルールではネットの高さの規定が全クラス少し高くなっている。

また愛知県を中心に行われているインディアカのルールを母体としたレクリーエーション大会で行われる「レクインディアカ」では攻撃的な返球が不可となっており、やわらかくボールを返球する規定から別途ネットの高さ規定が盛り込まれている。

◆旧ルールのネット高さ

◇男子 ⇒ 200cm
◇男女混合 ⇒ 200cm
◇女子及びシニア ⇒ 185cm

【新ルールのネット高さ】

◇男子 ⇒ 215cm
◇シニア男女混合・女子 ⇒ 200cm
◇シニア(女子のみ) ⇒ 185cm

◆愛知県のレクインディアカのネットの高さ

◇全クラス共通 ⇒ 225cm

※高さは共通だが別途返球規定など独特のルールがある

◆競技試合の勝敗の決め方・セット数と得点の規定

【競技試合の勝敗の決め方と得点について】

インディアカボールの基本的な勝敗の決め方について確認しておこう。

インディアカの競技大会や交流大会で採用される基本的なルールは21得点制の3セットマッチの2セット先取方式でゲームが行われる。

得点およびポイントは現在のバレーボールのルール同様、ラリーポイント制が採用される。

尚、レクリエーション目的の地域大会などでは、独自の得点や時間制によるゲームが行われるケースもあり、1セットのポイントが15点制であるケースや、規定時間内の得点で勝敗を決めることもある。

両チームの得点が20対20ないし14対14となった場合はデュースにより2得点勝ち越すことが条件となるが、各大会の要綱によってデュースの採用がなされる大会となされない大会があるため大会ごとに各々が確認することが大切である。

◆競技人数の規定(男子・女子・男女混合・シニア)

【インディアカの競技人数】

インディアカボールの競技大会での試合人数は原則として1チームのメンバーが4対4でゲームが行われる。

コート外のベンチメンバーは4名まで参加が可能。(※必ず4名が必要という訳ではない)

尚、2001年から開催されているインディアカ世界選手権や2002年から開催されたインディアカワールドカップでは国際ルールが採用されているため、競技人数は5対5の計10人がコート上に立ってゲームが行われる。

インディアカの特徴とも呼べる男女混合チームによる試合の場合は、平等性を保つ目的でコート内にいるチーム選手は男性と女性で構成し、女性が2名以上コート内にいることが条件となっている。(男性3名・女性1名は不可だが男性1名・女性3名は可能。女性4名も不可)

◆前衛と後衛の人数・ブロックとアタックのルール

【前衛と後衛のルール】

インディアカボールの競技大会では前衛が3名、後衛が1名のポジションでゲームが行われる。

ローテーションはバレーボール同様右回りとなり後衛になるものがサーブをエンドライン後方右側から打つ。

前衛選手はコート上で制限なくアタックが可能であるが、後衛選手はアタックライン後方からのバックアタックのみが認められる。

以前は前衛が2枚。後衛が2枚の配置ポジションでゲームが行われていたが日本インディアカ協会が新しく規定した前衛3名・後衛1名の大会が現在では主流となっている。

前衛2名制から前衛3名制への変化はアタックよりもむしろブロックへの参加人数が3名まで可能となった点が大きな変化の特徴であるといえる。

練習においても新しいブロックフォーメーションなどの練習に取り組む必要ができたため、今後、新たなブロックシステムや戦術が増加してくる期待も高まる。

◆ネットタッチ・返球回数・ブロックなどの反則規定

【サービス・サーブについて】

サーブはエンドライン後方エリアから1回だけ打ち込む。ネットに触れた場合は通常のラリーポイント制であれば相手に得点が入り、レク目的などのハンドアウト形式の場合はサーブ権の移動となる。

【返球までの回数の規定】

原則として3回以内に相手コートに返球することがルールの基本。但し、以下のケースでは4回目のタッチまでが認められる。

①ブロックのワンタッチがあった場合(ワンタッチは回数と数えない)
②アタックがネットに触れた場合(アタックしたボールがネットに引っ掛かり相手コートに返せなかった場合のみ4回目のタッチまで認められる)

【ネットタッチの規定】

コートにインディアカボールが落ちる前にネットに触れた場合は反則となり相手チームの得点となる。

【触れても良い部位の規定】

インディアカボールに触れることができるのは肘から先の片手のみ。但しブロック時のみ例外あり

【ブロックの規定】

前衛選手のみブロックが可能。インディアカボールのルールでは片手のみのコントロールが基本であるがブロックのみ両手で触れても良い。またブロックで触れた回数は制限回数としてカウントしない。よってブロックのワンタッチ後に同一プレイヤーがボールに触れることも問題ない。

【パッシングセンターライン】

競技中にインディアカボールがコート上に落ちる前にセンターラインを踏み越えて相手コートに侵入した場合は反則となり相手の得点となる。

◆インディアカとは?ブラジルのペテカが原型のスポーツ

【日本は競技人口も多い国】

インディアカはバドミントンやテニスなどのようにラケットなどを使用せずにひとつの羽つきボールを使用して返球を繰り返すバレーボールにやや近いスポーツ競技である。

インディアカは世界的にもまだ知名度が低く認知度も低いスポーツ競技である。

その為、日本にいるとわかりづらいが世界的に見ると日本はスポーツ競技としてのインディアカの普及が進んでいる国としてあげられる。

◆インディアカの考案者

このインディアカの考案者はドイツの体育教師であったカールハンス・クローンと呼ばれる人物。

カールハンス・クローンはブラジルで古くから行われていた「ペテカ」と呼ばれる現在のインディアカの原型となる競技をドイツに持ち帰りインディアカを考案している。(※名称は「インディアン」と「ペテカ」を組み合わせた造語である)

◆インディアカボールの大きさと特徴

インディアカで使用される独特の4枚の大きな羽をもつ用具はボールと呼ばれる。

インディアンをイメージさせるような大きな赤い色の羽。

この羽根はバドミントンの羽根同様、羽は打球の速度を緩和させる働きを持っているがバレーボールの羽から比較すると大きさはかなり大きい。

インディアカボールの直径は約25cm程度。30cm定規よりもやや短い大きさとイメージするとわかりやすい。

重さは約50g程度で国際大会で使用されるインディアカボールは全てドイツ製の製品が使用される。

◆女性やシニア世代にも広く普及する理由

【女性やシニア世代にも広く普及】

インディアカの特徴はネットやコートが必要ではあるが、体ひとつとボールひとつで競技を始められる点が大きい。

また実際のネットはバドミントンのネットを併用できる他、コートもバドミントンコートが規定となっている。

大きな羽を持つインディアカボールの場合はのんびりラリーを行いながら健康維持や、体力強化を目的として競技に取り組むこともできるため女性やシニア世代にも広く普及しているという特徴もある。

高齢化社会へと突き進む日本にとっては今後更に広く普及する可能性を持っているスポーツ競技として見ることも可能である。

◆男女混合での試合

インディアカでは男女混合チームが多くある点も大きな特徴。

集まった地域のメンバーで男女混合チームを作りミニ大会で試合を行うなど男女問わずチームを構成することが可能である。

まだ大会自体の数は少ないが男女混合の部での大会ももちろん参加できるため、レク目的でも楽しむことが可能であるのはもちろん、本格的に競技選手として取り組むことも可能な競技がインディアカボールである。